大阪のホームページ制作会社 株式会社PEP

           

大阪のホームページ制作会社 株式会社PEP

NEWS

【安売りしてはいけない】ホームページ制作を値下げしてはいけない理由【フリーランス向け】

こんにちは。PEPの島です。

本日はタイトル通り「ホームページ制作は値下げをするか否か」というタイトルでご紹介をさせていただきます。

まず結論からいえば価格競争に揉まれているクリエイターがいるのであれば、むしろ値上げをするべきだと思っています。

ご存じ来年2023年10月から開始されるインボイス制度もありますし、adobeの価格上昇、Macbookの価格上昇など今のままでフリーランスとして活動していたら、生活が苦しくなる可能性が大いに出てきそうです。

今回のブログでは少しいやらしい話ですが、クライアント様からいただく制作料金の面から個人的な考えを書いてみたいと思います。

制作料金の値上げを検討してもいいと思う理由

世間一般的に「フリーランスに依頼すれば安くつくってもらえる」というイメージがついています。

制作会社に依頼できるほど予算はないが、フリーランスは安いから依頼できそうと思っている方も多くいらっしゃいます。

実際、私の知るフリーランスにも相場よりもかなり安い金額で制作を受けている人もたくさんいますし、実情をいえば駆け出しになればなるほど実績づくりのために無料で制作を受ける人や、自分のスキルに自信がないから格安で制作している人も多くいます。

そういう人たちは今でもフリーランス一本だけでは生活できていない人が大半で、バイトをしながら副業のような感じで制作していたり、家族と同居しているからこそフリーランスとしての生活が成り立っていたりしています。

ですが、ハッキリ言って安請け合いしている人たちは今後、もっと厳しくなると思います。

ロゴデザインを1万円で制作している場合

例えば、ロゴデザインを格安の1万円で受けているデザイナーは、現状は消費税込みで1万1000円を請求でき、益税として消費税分も利益にできていますが、来年10月以降は1万1000円のうち1000円は消費税として納める必要があるので、実質1万円が利益となります。

そもそもロゴデザインは滅多なことがない限り1日や2日で完成することはありません。

先方さまとコミュニケーションを密にとり、ロゴデザインのアイデアを複数出し、実際にロゴとして形にし、より良いロゴとしてブラッシュアップさせていく・・。ロゴ制作には通常でも1週間から2週間、デザイナーによっては1ヶ月以上かかる人もいます。そのロゴの制作費が1万円・・生活できるわけありません。時給換算すると悲惨なのが分かります。

その上、物価が今より上がり、生活費にかかるお金が増えてくることを考えるだけで、誰であっても今より苦しくなるのは目に見えてますよね。なので今のうちから「制作料金の値上げや見直しを検討してもいいのでは」と思っています。

むしろ値下げを希望されたらその案件は取らなくて良いと思っています。

あくまで相場価格に合わせようということ

 

今回の記事では「値上げを検討してもいいのでは」と言っていますが、誤解してほしくないのが「不必要な値上げをしよう」ということではありません。

あくまで世間に出回っている各デザインの相場の価格に合わせようという話です。
制作関連の相場を簡単にいうとぞれぞれ下記の通りです。

  • ロゴ制作…5万円から10万円
  • webサイト制作…40万円から100万円 ※制作ページ数による
  • 名刺制作…2万円から3万円

大体これくらいが相場の価格ですが、LIG様など制作会社はLPであっても100万円〜などともっと高い料金を設定しているところもあります。

しかし、これよりももっと安い金額で制作しているフリーランスがいかに多いことか分かります。たとえばサイトを5万でフルスクラッチ(完全手作りのこと)で作ったりとか一体どうやって生活をしているのだろうと考えてしまうレベルもあったりします。

自分のスキルは絶対に安売りしない

安売りはしないと言っている私も値下げすることはもちろんあります。

ただ、それは普段からお世話になっているクライアントさまに限った話。

「安く良いデザインをしてもらいたい」と思って近寄ってくる方に対して、はじめから安く受ける義理はないと考えています。

もちろん「友達だから安くしてほしい」なんてもってのほかです。

仕事はあくまでwin-winじゃないといけないし、関わる全員が幸せにならないといけないと思っています。

安売りしても誰も得をしませんし、言葉を選ばず言うと「安売りをするとリテラシーが極端低く、安いお客様が寄ってくるだけ」になってしまう可能性が高いです。

勢いだけで独立をするのも良い経験になりますが、独立をする前に見積もりが適正にできるのか等、今一度踏みとどまって考えてみるのもありかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では、これからのフリーランスのお金事情やマイクロ法人の制作会社を経営されている社長向けにを少し生々しく書いてみました。

こういうこと書くのはどうかなとも思うのですが、フリーランスや1人社長はお金についてけっこう悩んでいることも事実です。

「もっとお金ほしいけど安くしないと仕事がもらえない」「自分のデザインに自信が無いからいつも安く受けてしまう」など、制作料金についての悩みは常に抱えています。

お金のことで悩んでいるフリーランス、不安を抱えているフリーランスに伝えたい言葉があります。

それは「値下げして潰れた会社はたくさんあるが、値上げして潰れた会社はない」ということです。

まずは「自分が納得する価格を提示して、それから先方さまと交渉して価格を決定すればいい」私はそう思います。この記事が幸いになれば幸いです。

最後になりますが、もしSEOやサイト制作にまつわるお問い合わせがあればこちらまでご相談ください!

一覧へ戻る

CONTACT

お問い合わせ

お問い合わせはこちら