こんにちは、PEPの島です。

2023年8月から続くコアアップデートの影響で、検索結果が大きく変動していることを実感しています。ここ最近、様々なサイトを分析して気づいた点をまとめました。

2023年8月のコアアップデート以降、検索で評価されるサイトの傾向

1. その領域の事業者であり、ユーザーが求める製品やサービスを提供していること
2. その領域での専門性を持っていること（特にYMYL領域）

これらの要素が重視され、単に良いコンテンツを持っているだけでは評価されにくくなってきました。

例えば、アフィリエイトサイトは他のサイトに送客する性質上、ユーザーの最終行動地点にはなりにくく、専門性を維持するのも難しいです。そのため、2023年8月のコアアップデート以降、成果報酬モデルのサイトは苦戦している印象です。

しかし、「おすすめ」や「比較」といったキーワードでは、アフィリエイトサイトも依然として強みを発揮しています。

これは、第三者の視点で製品やサービスを比較し、ユーザーにレコメンドする機能を果たすからだと考えられます。事業者自らが比較を行う場合、どうしても自社寄りの視点に偏りがちであり、フラットな比較が難しいのです。

また、「おすすめ」「比較」以外でも、潜在層向けのキーワードでも評価される傾向があります。これは、成果報酬モデルのサイトがSEOに力を入れ、充実したコンテンツを提供しているためです。

昨今のSEOでは、サイトの強みを活かせる領域で勝つことが重要です。

• 特定の商品カテゴリのキーワードなら、その商品を持っている事業者のサイト
• 準顕在層や潜在層向けなら、複数の商品を比較できる第三者サイト

勝てない領域は、自社やドメインのテーマと一致していない可能性が高いです。

まずは自然に勝てる領域を伸ばし、長期的にはテーマ性を強化して勝てる可能性を高めるのが良いでしょう。

まずは勝てる市場で勝ち、難しい市場は長期的に挑戦する。そのためには、迅速な施策の実施が今のSEOでは重要です。共に頑張りましょう。