【2023年7月版】Googleが発表したSEOの動向まとめ
こんにちは。PEPの島です。
本日は革新を続けるGoogleの最新リリース情報を担当者レベルでわかりやすく解説をさせていただきます。
今回のターゲットとしては、「企業に勤めているWEB担当者レベル」ですので「何がなんやら・・・」となる場合もあります。予めご了承ください。
前置きはこれだけにしておいて早速はじめていきます。
Googleがモバイル検索でPerspectiveフィルタを導入
Perspectiveフィルタとは、検索結果上部に表示されるフィルタのことであり、タップすると記事/動画/画像/投稿など、クエリに関する様々なコンテンツが表示されるようになります。
リリース概要
- 2023年5月11日にGoogle I/O でPerspectives(パースペクティブ) と呼ばれるフィルタ機能を 検索に導入することを発表。
- 独自の専門知識と経験を持つコンテンツに重点を置いて、検索結果全体のランク付け方法も改善。
リリース背景
- 長年に渡り、web上のコンテンツが爆発的に増加。
- それにより、ユーザーが意思決定をする際に整理すべき情報や考慮すべき事実が増えた。
- ユーザーにとって最適な情報に簡単にアクセスできるようGoogle検索がアップデートされている。
今後の見通し
- スレッドのコメント、あまり知られていないブログの投稿、独自の専門知識を含む記事など、 “見つけにくい場所に存在するが役立つ情報”については今後さらに表示されるようになる。
- 直接の経験に基づいたページ、または特定のテーマについて深い知識を持つ人によって 作成されたページがさらに表示されるようになる。
- 最新の情報でなくても、有益な情報であると判断した場合、過去に公開したコンテンツが 上位表示される。
- 引き続きEEAT(経験・専門性・権威性・信頼)に重きをおき、各属性の評価が高い情報が 表示される。
推奨アクション
- EEAT(経験・専門性・権威性・信頼)を高めるため、下記のような情報を盛り込んだ コンテンツ作成に注力する。
- 画像や図、動画を活用したリッチな情報。
- 専門性の高い情報、自社独自の研究情報。
- 公的機関が公開する情報の引用をもとにした情報。
- 今後、Perspectiveフィルタのアップデートが行われる可能性を念頭において、 Googleのリリース情報を注視する。
言葉選ばず一言でお伝えすると「ただただ日記のようなブログ」であればなおさらSEOに弱くなるということですね・・・。
今後ますますSEOの競争が厳しくなりそうです。
次にAI系サービスについて共有していきます。
Google Bardに新たな機能が追加
Bardとは、Googleが開発した対話型のAIサービスであり、すでにEdgeでいえばbing AIなどが使用されていますね。
会話形式の文章で質問すると、それに対して自然な文章の回答が返されます。具体的なイラストについては下記の通りです。
リリース背景
- Bardを高性能な大規模言語モデルであるPaLM2に移行することで決定し、高度な数学と推論のスキルやコーディング機能の改善が可能
- 引き続きユーザーのフィードバックをもとに改善改良を追加する予定
推奨アクション
- 対話型AIでは回答できないリッチな内容や、情報発信元として信頼性があるコンテンツを提供。
- そうすることで、引用元のソースとしてリンクを設置してもらえる可能性がある。
下記イラストのように、Googleレンズとの連携が可能になり、視覚的なやりとりが可能となったのも非常に強いです。
Search Generative Experience(SGE)に 新たな機能が追加
SGEとは、検索クエリに対してAIが生成するコンテンツで、ウェブ検索結果の最上部に表示されるものです。
既に「マルジェラ」や「ヴィトン」で検索すると大量のバッグが出てくると思いますが、SGEの中に検索広告やショッピング広告が試験的に掲載されています。
どんどん進化しているGoogleの動向について今後も弊社は追っていきます!
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