【解説】サイトがインデックスすらされない?解決方法は?
こんにちは。PEPの島です。
突然ですが企業やお店のサイト担当をされている方の中で以下のようなお悩みはありませんでしょうか?
- サイトを更新してもなかなかSEOが上がらない
- SEOが上がらないどころかサーチコンソールで見るとインデックスすらされていない
- 1万文字を超える記事を書いたのに上がらないから諦めムード
最近になり、メディアサイトやデータベースサイトといったサイトの形態にこだわらず、「クロール済み – インデックス未登録」や「検出 – インデックス未登録」になるページが以前よりも増えてきた印象があります。
本日はこれらの推測と仮説を元に解決法を解説していきます。
※今回は主に「クロール済み – インデックス未登録」を取り上げます。
2023年秋以降とにかくインデックスされにくい
これまではインデックスに課題がなかったサイトであっても、「とにかくページがインデックスされづらくなった」という事象をいくつも観測しています。
弊社のほうで分析をしたところ、主に以下のようなページはインデックスされにくい傾向にありました。
- Chat GPTなどを使用して自動生成されたページ
- 検索需要がないページ
- 他のページからの内部リンクがないページ(孤立しているページ)
- sitemap.xmlに記載がない
- Googleが検出できていないページ
特に「自動生成されたページ」「検索需要がないページ」については、インデックスされることがなくなった印象があります。
自動生成や検索需要がないこと自体は問題ないと思うのですが、Googleとしてインデックスする理由に乏しい場合はインデックスされづらくなっています。
人為的にsitemap.xmlを送ってもされづらい現象
新しいページにインデックス登録リクエストを手動で送っても、他のページとの繋がりがない、あるいは薄いと思われると「クロール済み – インデックス未登録」になるケースが増えています。
インデックスされる理由に乏しいページへクローラーが回り続けると、Googleはそのサイトにクローラーを回しづらくなると推察しています。
弊社が導き出した解決法
上記のことから、ふわりとした伝え方になって恐縮ですが今後はページの性質に合わせて、クローラーへのアプローチを細やかに変える必要が出てくるのではないかと思っています。
箇条書きでお伝えすると以下のとおりです。
- インデックスさせたいページ:クローラーが回りやすく、かつオリジナリティの高いページにする
- インデックスさせなくとも良いページ:クローラーに検出させない。必要以上に作らない。
サイト全体の品質は個別ページの評価にも影響するため、「インデックスされるページはすべて品質が高い状態」を目指したいですね。
2023年は生成AIが飛躍した年でしたが、その余波としてGoogleのインデックスのハードルが上がってきた印象があります。
「順位が上がらない」の前に、「ページがインデックスされない」に向き合う必要性が高くなってきました。SEOは年々難しくなっていきますが、今年もまっすぐに向き合っていきましょう!
弊社ではSEOにまつわるニュースやトレンドだけでなく、サイト制作からコンサルティングまで幅広く携わっておりますので、気になった方はぜひお問い合わせください!